かもめリサーチレポートNo.7「なぜ『独立系』資産運用コンサルタントが必要なのか ~当社のアプローチ・考え方」を公開しました。
日本で「独立系が少ない」という指摘は、これまでほぼ運用会社に関するものでした。しかし本稿では、問題は資産運用業だけにあるのではなく、販売・評価・助言を含む金融ビジネスのバリューチェーン全体が大手金融機関系列を中心に構築されてきたという構造にあると整理しています。優れた独立系運用会社が現れても、それを発掘し、評価し、投資家に届ける担い手が存在しなければ、規模は拡大しません。資産運用業における独立系の不在は、原因ではなく結果ではないかという問題提起です。
そのうえで、「独立性」を単に資本関係だけで判断すべきではないと考え、①金融グループ等に属さない「資本の独立」と、②評価対象となる運用機関から報酬を受け取らない「収益の独立」という二軸から捉えることを提案しています。オルタナティブ投資の拡大、アセットオーナーに求められる説明責任の高度化、内部リソースの不足を背景に、特定の商品供給者から独立した助言・評価機能の重要性は従来以上に高まっています。
あわせて、当社がこの二軸の独立性をどのように構造として確保しているか、また生成AIの活用によって、少人数の独立系事業者が従来抱えてきた調査・分析能力の制約をどう解消しつつ、確認と最終判断・説明の責任を専門家が担う体制としているかについても記載しました。アセットオーナーの皆様が助言・評価の担い手を選ばれる際の一助となれば幸いです。






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